カテゴリー別アーカイブ: ハクダイのブログ

「らくがき。」さんがイラストを手がけた英語学習本を読んでみました。

こんばんは、ハクダイです。

土日が基本休みの生活ですが、平日は火曜日が一番キツいです。休み明けの月曜は半ば寝ぼけた状態のまま仕事を終え、ようやくスイッチが入るのは火曜日。と同時にストレスも高まっていく、そんな火曜の夜です。

話は変わりますが、ハクダイのささやかな趣味の一つに「英語学習」があります。
人様に「英語を勉強しています」と胸を張って言えるレベルではないのですが、中学生の頃から英語の学習は割りと好きなほうでした。
普段、英語を使う機会がほとんどないので、モチベーションを維持するのが大変です。それで、たまに気分転換に新しい学習用テキストを買ってみたりします。

そんなわけで、今回は
「英語にない日本語 日本語にない英語」 宝島社/著(通訳・翻訳家 ノーアム・カッツ)
を買ってみました。

近年、この手の英語学習本をよく目にするようになりました。ハクダイも新聞の広告欄で興味を持つことが多々あります。
「英語にない日本語 日本語にない英語」は、イラストを担当をしている「らくがき。」さんが知人の身内の方だったので、ご縁を感じて購入してみた次第です。

らくがき

ひいきなしで感想を申し上げますと、読み物的な英語学習本としてはとても良く出来ていると思いました。
1981年生まれの著者が、日本の中学生に教わった言い回しを例にあげたりしながら、丁寧に日本語と英語の「相互通訳」を行っています。日本語による正直で分かりやすい解説からは、著者自身の格闘ぶりが率直に伝わってきて、親近感を持ちます。

「らくがき。」さんのイラストも、この本の「親しみやすさ」を大いに後方支援していて、楽しく学習できる内容に仕上がっています。

「らくがき。」さんのサイトのリンクを貼っておきます。

らくがき。公式ホームページ

「ノグソちゃん」というキャラクターが個人的にツボにハマりました(笑)。皆さんもぜひ一度のぞいてみてください。

会員制同人誌、『月刊広場』を読む

知人のOさんから、同人誌『月刊広場』を5冊ほどお借りしてきました。

月刊広場

号数によってページ数が異なりますが、約80~100ページ、A5判サイズです。
今回お借りしたのは2014年2、3、4、8月号、2015年1月号です。

月刊広場とは?(Hatena Keywordより引用)

林捷二郎氏が個人で編集・発行している、漫画や漫画についてのエッセー・研究などの発表の月刊・会員制同人誌。昭和45年創刊。現在、漫画家永田竹丸の連載「わたしの漫画50年」や根本圭助の読物などが載っている。

(残念ながら、借りてきた『広場』の画像は上のリンク先にはないようです。)

ちょうど今、3冊を読み終えました。予想外に面白く拝読しました。
2015年1月号で通巻369号、1970年に誕生という、長い歴史と実績を持つ同人誌であることからもうかがえるように、寄稿される方々の年齢層がハクダイより上、また、マンガの嗜好もおそらく自分とはカブらない気がして、あまり期待していなかったのですが、書き手の気持ちが伝わってくる、読んでいて清々しく感じられる記事ばかりで好感度大でした。

『月刊広場』2015年1月号の目次より、気になった項目を書き出してみました。

虫プロものがたり(小林準治)/1960年年代後半のアニメ界に携わる人々の日常、制作ぶりが活写されています。

まんが鰹節(広中建次)/5pの作品。小学生3年生くらいでも読めるような分かり易い内容で、アニメ「まんが にほんむかしばなし」に通じるようなところもあるのですが、やはり大人向けの作品というべきでしょう。独断と偏見を承知の上で書きますと、まさに「月刊漫画雑誌時代の雰囲気が残っている」。ハクダイとしては文句なしに面白かったです。このテイストにはなかなか出会えません。

ぼくの月刊誌時代(18)「ひとみ」(白井祥隆)/昭和30年代に隆盛を誇り、昭和40年代初めころにはその役割を終えてしまった『月刊漫画雑誌』について、懐かしさと愛情を込めて綴るシリーズ。当時の月刊誌を愛読した子どもたちの生活ぶりが伝わって来るとともに、掲載作品の紹介も詳細で読み応えがあります。

広場2015 (1)

上は2015年1月号の目次。

 

広場2015 (2)

2015年1月号の最終ページ。この同人誌の案内と参加方法が記載されています。

フェイスブックの投稿やツイッターのつぶやきを見ていると、とかく、短いスパンとボリュームで世の中は動いているように思えてきます。この「時間も文字数もより短く簡潔に合理的に」という傾向は、テレビの世界もそうであるように、特に近年始まったわけではないでしょうけれど、それによって得たものがあると同時に失ったものも大きいはずです。
パソコンやタブレットに向き合いWeb上のテキストを追うのと、紙に印刷され製本された冊子で活字を追うのは、表向きは同じ行為ですが本質的には別物だと、古書好きのハクダイは実感しています。
そんな意味でも、ネットに頼らない独自のネットワークで草の根的に続いている『月刊広場』のような紙媒体に敬意を表するとともに、陰ながら応援したくなるハクダイでした。

時代劇相撲マンガの傑作:武本サブロー「どすこい無法岩」

相撲が最近再び盛り上がっているようです。
ブームにともない、相撲マンガも続々登場。「火ノ丸相撲」(川田/集英社ジャンプコミックス)、「バチバチ」(佐藤タカヒロ/少年チャンピオンコミックス)などが人気のようです。

「相撲マンガ」で検索をかけてみたら、次のサイトにヒットしました。

“相撲ブーム再燃!?” オススメの相撲マンガまとめ。 – NAVER まとめ

ページ下部には「相撲マンガ」のタイトルが列記されています。

■横綱谷風(前谷惟光/昭和30年野球少年2月号附録)
■横綱栃錦(工藤市郎/集英社)
■横綱栃錦(下山長平/昭和30年少年画報2月号附録)

かなり昔の作品まで記載されていて感心です。

ひとつだけ、

■怪物力士伝 (作・滝沢解/画・小森一也/徳間書店)
■怪物横丁 (作・滝沢解/画・小森一也/コスミックインターナショナル)

は同一作品で「単行本タイトル違い」かと思われます。ハクダイも、連載状況の調査にまでは当たれていませんので、このあたりは「滝沢解」の研究者の出番を待つとしましょう……。

滝沢解とは?(はてなキーワード)

また、滝沢解については、かなり前に作成したものですが、ハクダイの「滝沢解単行本リスト」も(不完全ではありますが)よろしければご参考にどうぞ。

ちなみにこのまとめサイトには、当サイトで取り上げさせていただいた劇画工房8人衆の「K・元美津」氏が係わっている「どすこい無法松」も記載されていて個人的にうれしく思いました。

しかしながら、

■どすこい無法岩(武本サブロー/リイド社) 

と、あるのみで、「脚本・構成/K・元美津」の名前は見事に抜け落ちています。当然といえば当然ですが(実際、奥付けにはK氏の名はなく、単行本扉のクレジットがあるのみ)。

「どすこい無法岩」 

・別冊アクション(双葉社)に掲載(掲載(連載)時期は1975年(昭和50)頃。詳細は調査中)。

あらすじ19世紀初頭(1800年始め頃、元号は文化時代)、名力士として有名な雷電 爲右エ門(為右衛門・らいでん ためえもん)が活躍する時代に、東北地方の磐城の国から江戸へ出てきた若者・岩蔵(四股名は無法岩)の活躍を描く青春相撲活劇。

解説作中、主人公岩蔵のセリフに「あっしは磐城国(福島県)刈田郡からまいりました」(ルビ:”いわきのくに”、”郡”に、”こおり”、あるいは ”ごおり” )、とあるのですが、ハクダイがネットで検索した限りでは、歴史的事実として、この当時、このような地名が存在したかについては確証が得られませんでした。現在、宮城県にある刈田郡(かりたぐん)を指している可能性もあります。ちばてつや氏の傑作「のたり松太郎」の連載が1973年(昭48)に開始しているので、これを意識した作品であった可能性は大いにあります。控えめながら艶っぽいシーンもありますが、俗っぽい感じがあまりしないのはさいとう・プロ作品ならではでしょう。

時代劇相撲物」として、再評価されるに十分な傑作だと思いますので、もし「どすこい無法岩」を古書店で見かけたら騙されたと思ってぜひ1度手にとっていただきたいと思うハクダイでした。

ちなみに、単行本リイド社SPコミックスの奥付には、定価と発行日の記載はありません。それらはカバーに表示されておりまして、1巻は、昭和61年1月10日、2巻は同年2月10日の発行です。定価は1,2巻ともに480円。

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今回はご当地ネタで。「忍者シノブさんの純情 1/ゆずチリ」の件

わたくしの地元、福島県で、「ふくしまDC(ふくしまデスティネーションキャンペーン)」という、「福島においでよ」的なキャンペーンが始まっているようです。4~6月までの3ヶ月間開催するとのこと。

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ハクダイもお世話になっている「昭和漫画館青虫」さんは福島県の西南端の「只見」にあります。県外から青虫さんを訪れる予定のある方は、この「ふくしまDC」キャンペーンを上手に利用してお得に福島に来られると良いのではないでしょうか?只見は自然が本当に美しい場所で、会津にも近いので観光旅行にはもってこいです。「青虫」の地図を貼っておきますね。

 

福島県は、おおまかに西から「会津」地方」、「中通り」地方、「浜通り」地方の3つに区分され、管理人ハクダイの住むいわき市は、太平洋側の浜通りの南部に位置しています。
「昭和漫画館青虫」さんは福島県の西南端に位置しており、自宅から青虫さんへ出かける場合、福島県を東から西へ山を越えながら横断する形になり、県内から県内へ移動するだけなのに自宅から東京へ出向くよりも時間がかかってしまうのです。
ちなみに、福島県一の商業都市「郡山市」と県庁所在地の「福島市」は中通り地方にあります。あの有名な「F1(フクイチ)」は、浜通りの中間、いわき市より北に位置しております。ハクダイの自宅からフクイチまでは49.5km、フルマラソンで到達できるくらいの距離です。

このサイトで計測しました。皆さんも良ろしければお試しあれ。
原子力発電所からの距離測定ツール

 

という訳で、今回は地元福島県ネタをお届けします。

昨日、ご近所さんである古くからの知人O氏宅へお邪魔した際、福島県郡山市出身の現役東大生マンガ家「ゆずチリ」さんについての情報を入手しました。ゆずチリさんのマンガは『月刊少年サンデー』に連載中で、単行本が出たばかりとのこと。

「忍者シノブさんの純情 1」 (ゆずチリ/ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) 

『ゲッサン』はだいぶ前に1冊だけ買った記憶があります。自分とはなかなかご縁がないマンガ雑誌です。
「忍者シノブさんの純情 1」単行本は、もちろん早速購入するつもりです。
本日は、以上。

文章校正、遅々として進まず。

会社勤めのない日は、弊サイト「ハクダイのカカク」のメンテナンス作業を進めるつもりでいるのですが、加齢のせいか、怠惰な性格のせいか、どちらもですが、遅々として進んでおりません。
文章の推敲より先にリニューアル公開を急いでしまったため、文章の怪しい箇所が多々あり、各作家さんに対して申し訳なく思っています……と言い訳している自分も見苦しいです。内容に間違い・疑問点などありましたらお問い合わせページから忌憚なくご指摘いただきたいです。
今日は手元にある国語辞典「新明解国語辞典第四版」を引きながら文章を読み直す作業をしていました。それでふと、「劇画」の項を探してみたら、載ってました載ってました。

新明解 劇画 (1)

以下引用。

【劇画】①紙芝居、②〔こっけいみを主とする漫画と違って〕リアルな物語性を持つ漫画の新しい名称。

なるほど。さいとう・たかを氏が「辞書に『劇画』という言葉を載せるまでやったるでぇ」、みたいな事を言っていた、というエピソードをどこかで読んだ記憶がありますが、今後は、徐々に辞書から「劇画」という言葉は消されていく運命にあるのでしょうか?

ちなみに初版は1972年、手元の第四版は1989年。初版には「劇画」という言葉が載っていたのでしょうか。最新版はどうでしょう?

これを機に、各社の辞書の中身を検証してみたくなりました。

新明解 劇画 (2)