カテゴリー別アーカイブ: 只見町&青虫

只見の名所・観光地 その1

ハクダイの興味と関心のみで独断でおススメする只見の名所・観光地~その1です。

 只見展示館(田子倉ダム・発電所/只見ダム・発電所) 2015年6月下旬訪問   

 前書きダムマニア、そして、ダムカードなる存在を御存知でしょうか?
ダムマニアとは「ダムを鑑賞の対象とした趣味を持つ人たち」のことで、ダムファンとも呼ばれます。そして、ダムカードとは、一般的ないわゆる「トレーディングカード」と同じくらいのサイズのカードで、表にダムの写真が、裏にダムに関するデータが記載されたモノです。基本的に国土交通省などの公式な組織が発行しており、カードコレクターやダムマニアの収集の対象になっています。

さて、只見といえば田子倉ダム(たごくらダム)が有名です。発電用のダムとして建設されたダムであり、ダムの水により発電が行われます。田発電所はダムに付設されたかっこうで認可出力400,000kWで水力発電所としては日本有数の存在です(日本で二番目に大きい出力を誇る水力発電所です)。

にわかダムマニアにわか「ダムマニア」になって、只見展示館で水力発電などのお勉強です。

只見展示館々内に設置された田子倉発電所の模型。人類の英知が自然との調和の中しつつ結晶化しています。
只見展示館々内に設置された田子倉発電所の模型。人類の英知が自然との調和の中しつつ結晶化しています。
水の位置エネルギーを視覚的に理解できるように工夫された模型です。流れ落ちる水量の変化により水車の動きが変化するのが、よく分かります。
水の位置エネルギーを視覚的に理解できるように工夫された模型です。流れ落ちる水量の変化により水車の動きが変化するのが、よく分かります。
水力発電に使われる発電用の水車の模型。田子倉ダムの下流に在る只見ダムより更に下流に位置する滝発電所のものが原型です。
水力発電に使われる発電用の水車の模型。田子倉ダムの下流に在る只見ダムより更に下流に位置する滝発電所のものが原型です。

 ここ重要只見展示館で、ウワサのダムカードをGET。 ダムマニアもどきでして、詳しくは分からないのですが、「田子倉ダム」のものだけで「只見ダム」のカードは無いみたいです。

幾つか只見ダム~只見発電所付近の写真を撮影してきたので、アップしておきます。

只見町の公式サイトにおけるダム関連のサイトはこちら ⇒ クリック

水面に映る山の影が幻想的な雰囲気を醸し出します。
只見展示館屋上から撮影。うす曇りの天気でしたが、水面が鮮やかに映えます。
只見展示館屋上から撮影。うす曇りの天気でしたが、水面が鮮やかに映えます。
水面より若干高い位置より撮影。水の色がなんとも言えない不思議な気持ちにさせてくれます。
水面より若干高い位置より撮影。水の色がなんとも言えない不思議な気持ちにさせてくれます。
只見発電所の文字が見えるでしょうか(クリックして写真を大きくすると見えます。まっすぐな道もイイ雰囲気を出してます。
只見発電所の文字が見えるでしょうか(クリックして写真を大きくすると見えます。まっすぐな道もイイ雰囲気を出してます。
見上げるような高さの只見発電所。発電所としては小規模なのでしょうが迫力あります。
見上げるような高さの只見発電所。発電所としては小規模なのでしょうが迫力あります。

 

 只見町ブナセンター ただみ・ブナと川のミュージアム /2015年6月下旬訪問  

 前書き公式サイトを御覧頂くのがてっとり早いのは百も承知の上で、紹介させて頂きます。公式サイト↓の画像をクリック只見ブナセンター1

ブナと聞いて何のことか分からない向きもあるかもしれません。ブナは、木の種類の事ですね。ブナ林(ぶなばやし)のブナです。

ポイントですユネスコパークに登録されている只見町

公式サイトは↓の画像をクリック

BR-titlelogo

・ユネスコエコパークとは、「ユネスコエコパーク」とは、ユネスコのMAB計画(人間と生物圏・計画)に於ける「BR:Biosphere Reserve/生物圏保存地域」の日本国内での正式通称です。
・只見ユネスコエコパークは、只見町全域と桧枝岐村の一部で構成されます。
・只見町は2014年6月に日本で7番目、東北地方で初めてエコパークの登録されました。

・以下、文部科学省のサイトより引用⇒引用元

 世界自然遺産が、顕著な普遍的価値を有する自然地域を保護・保全するのが目的であるのに対し、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的としており、保護・保全だけでなく自然と人間社会の共生に重点が置かれています。
 現在、ユネスコエコパークの登録件数は、119か国631件(2014年6月現在)となっており、日本の登録件数は7件です。(「志賀高原」、「白山」、「大台ヶ原・大峯山」、「屋久島」、「綾」、「只見」及び「南アルプス」)。

 ブナをもっと知ろう

 ・ブナは北海道の渡島半島黒松内以南(以西)の本州~九州に分布する落葉高木。ミズナラとともに冷温帯林を代表する樹種である。葉は形が整っており、7~11対の葉脈が等間隔に並んでいる。よく似た種にイヌブナがある 引用元(クリック)

 ・ブナ(山毛欅、橅、椈、桕、学名:Fagus crenata Blume)は、ブナ科ブナ属の落葉高木。落葉広葉樹で、温帯性落葉広葉樹林の主要構成種、日本の温帯林を代表する樹木。種小名の crenata は、「円鋸歯状の」を意味する。(ウイキペディアより引用)

 ・只見町のブナ林の特徴として、原生的であり巨木の密度が高いことがあげられます。世界的にみても稀な多雪環境にあることから学術的にも貴重な存在と言えます(只見ブナセンターのパンフレットより引用)

みどころ館内での撮影は不許可のため、写真が無いのですが、素晴らしい展示品を前に充実した時間を過ごすことが出来ました。ハクダイなりに館内展示のポイントをまとめますと。

(1)ブナの展示に関して 

  ①ブナの巨木が実際に館内にある。

  ②只見町のブナと自然をテーマにしたパノラマシアターが見応え十分

(2)ブナ以外の各種展示資料も充実

 ①民具

 ②昆虫標本

 ③草木標本

 ④動物の剥製

本格的な博物館経験はそれほど多くないハクダイでして、館内の雰囲気の良さに、いっぺんでやられてしまった感じです。小中学校の理科の時間ないしは、社会科の時間の延長という感じで、大人より小中学生の方が楽しめるのではないでしょうか?と思いました。

ブナセンターとミュージアムの共通入館チケット(当日限り有効)です。
ブナセンターパンフレットの表紙
ブナセンターパンフレットの表紙