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ハクダイのGW東京ある記。

ハクダイのフットワークは残念ながらあまり軽くないほうですが、せっかくの長期連休なので、5日(月)、6日(火)と都内へ足を運びました。

●5日(月)

①神保町「夢野書店」にて『貸本マンガ史研究』の最新号24号(2期2号)を購入。
デビルキングの新書版が置いてあったので見せてもらいました。店員さんにショーケースから出してもらい、袋も破ってもらったのに結局購入に至らずで、恐縮至極。
雑誌版(少年サンデー)で電子書籍化されているものと内容は同じものだろうと推測しました。帯に2、3、4巻の刊行案内がありましたが、実際刊行はされたのでしょうか?

開館の11時まで時間があったのでちょっと早めの昼食を富士そばでいただきました。カレーカツ丼580円。

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ご飯の上に卵で閉じたロースカツとカレーの両方が乗っています。カツカレーではありません。カレーカツ丼、です。
うーん……、カツ丼にするべきでした。

 

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日本文芸社前にて。

 

②明治大学米沢嘉博記念図書館
300円の「1日会員」として入館しました。
閲覧室でPC検索をしましたが、1日会員は1980年以降は閲覧できないということもあり閉架書庫の資料は利用しませんでした。閲覧室の『マガジン』、『ビッグコミック』のバックナンバーを頼りに、さいとう・プロの脚本スタッフについて少し調査することができました。
今さらですが、「無用ノ介」の脚本担当者の全容など、個人的にいくつか気になる案件があります。5、6話分については、全て小池一雄脚本だとわかりました。

1階では「~没後20年展~ 三原順 復活祭」が開催されていました。この辺りは全然詳しくないのですが、没後20年というのはファンにとっては感慨ひとしおでしょう。会場は熱心なファンの方々でいっぱいで、皆さん真剣に展示物を見ていました。

常設の米沢氏のコレクションの展示、蔵書ギャラリー(まんがとサブカルチャー)が大迫力な内容でした。展示の性質上、手に取って確認することはできないのですが、博物的な感じで楽しめます。じっくり見ているだけでハクダイは満腹でした。

方向音痴なものでして、なかなか現地に辿り着けませんでした。スマホのマップナビがないとどうにもなりません(涙)。

③現代マンガ図書館
こちらもやはり、スマホのナビに頼りきり。ハクダイの事前準備が甘いのですが。
ここに来るのは20数年ぶりです。300円の入館料を支払い、手書きの作者別リストをチェック。貸本は別にリスト化されていました。
1970年以前の古いものを閲覧するためには一般会員になる必要があります。
こちらへはまた日を改めて足を運ぶことにします。貸本マンガの蔵書約10,300冊……この世に1冊だけ、ここにしかない本もあるんでしょうねえ。

●6日(水)

遠縁のKさん宅でKさん、TN、Sさんと歓談。その後、TNさんと出かけることに。

①まんだらけ中野書店
GW中ということもあって、中野駅からブロードウェイまでの道にはたくさんの人、人、人でした。
ビンテージマンガコーナーが目当てでしたが、他の店舗を見るのも楽しいものですね(といっても、正直個人的にはそれほどピンとこないものばかり)。欲しいマンガがたくさんありましたが全く手が出ずでした。

②新宿ディスクユニオン
本館で、日本のロック、オルタナ系を中心にいくつかのフロアを巡りました。最近のシーンの動向をフォローできているとは言い難いハクダイです。それでも、こんなものもリリースされてるんだあ、と興味をそそられました。近年のレコ掘りブーム?にはあらためて感じるものがあります。

パンクマーケットで、ミニコミ『ING’O! No.2』を発見。当たり前のプレミア価格でしたが購入しました。もちろん付録のソノシートつきです。

 ……以上、ハクダイ東京ある記でした。お粗末様です。