2024年10月29日22時45分からEテレの「おとなのEテレタイムマシン」を見ました。
1987年5月9日に放送された「わたしの青春ノート さいとう・たかを」の再放送となります(4Kリマスタ処理を施しているようです)
NHK第二放送のカルチャーラジオ ラジオアーカイブス「声でつづる昭和人物史 〜声でつづる昭和人物史:さいとう・たかを1、2 2024年2月19日、26日放送で この録画を一部使用していますね。
昭和11年大阪に生まれ 19歳の時に「空気男爵」でデビュー 3年後上京 仲間とともに従来の”漫画”という言葉に対して”劇画”という言葉をつくった 劇画最盛時「無用ノ介」「影狩り」「ゴルゴ13」などを発表 「ゴルゴ13」は18年続いている
上記のようにテロップが出ます。大阪に生まれとありますが、正確を期せばこれは誤りかと。和歌山県に生まれ大阪で育つ、がより正確かと。「劇画」という言葉は「自分と仲間」が共に作った、ということですが、実質さいとうさん一人が作ったと認識したい(認識した)人は少なくなかったように推測します。
ききて 東京都立杉並高校漫画研究部 尾崎九美 山下一史、 佐藤敏彦アナウンサー と番組冒頭で紹介があります。高校生二人が実質的インタビューで、NHKアナウンサーがそれをフォローするといったところでしょう。また、女性の尾崎さんの方が発言は多いですね。
・インタビュー中、さいとうさんが喫煙している、というのが昭和らしい
・さいとうプロの製作の様子が映ります。何名かの方が映りますが、石川フミヤスさんかな?と思しき方が。まあ、ハクダイが認識出来ないだけで分かる人には分かるんでしょうけど。
・インタビュアーの高校生御二人は1970(昭和45)年頃の生まれでしょう。1936(昭和11)年生まれのさいとうさんとは、丁度親子くらいの歳の差でしょう。ちなみにハクダイは1964年生まれでインタビュアーさんに近い年齢です。
・今の十代、二十代の人が、このインタビューを見たらどんな感想を持つのでしょうかねえ?気になるところです。
●2024.10.30作成
●画像はコミックナタリーより