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桜井昌一


桜井昌一 Syoichi Sakurai
辰巳ヨシヒロの実兄。貸本衰退後、マンガ出版社「東考社」を興し、出版人として大きな功績を遺したものの、やや時代の先を行き過ぎた感のある「目利き」的人物であった。作風は大変ユニーク。

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1.知る人ぞ知る?劇画の仕掛け人、桜井昌一に迫る

桜井昌一とは……? 日本のマンガ文化の拡大と深化は著しい。「貸本マンガ」という小さな市場の中での「桜井昌一」の名はある程度重要であったかもしれないが、日本のマンガ全体においては一過去のマンガ家にしか過ぎ… 続きを読む

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2.桜井昌一、マンガ家以外の3つの顔

劇画の仕掛け人、桜井昌一に迫る(つづき)ここでは、桜井昌一のマンガ家以外の側面をのぞいてみる。
5.マンガ家以外の3つの顔/マンガ評論家&貸本マンガ業界の証言者&出版人
(1)自著『ぼくは劇画の仕掛人 … 続きを読む

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3.「紙一重」の強烈な個性、桜井昌一の作品を読むその1

現在、桜井昌一氏のマンガ作品が人の目に触れる機会は残念ながらかなり限られている状況である。僭越ながらハクダイ手持ちの作品を中心に、その作品の幾つかを紹介させていただきたい。昭和マンガファンの方に楽し … 続きを読む

4.「紙一重」の強烈な個性、桜井昌一のマンガを読むその2

作品紹介1/鬼 この作品にはリメイク版が存在し、ほぼ同一のストーリーの作品が絵柄を変えて2回制作されている。また、都合3回以上の可能性も否定できない。 ・1回目(摩天楼版) ・2回目(怪奇マガジン版) 鬼/摩天楼版  鬼 … 続きを読む