読みました読みました。忍者シノブさんの純情。作者の ゆずチリ さんが、福島県郡山市の出身という事でチェックしていた作品で、月刊少年サンデー連載(ゲッサン連載)中で、これが著者初の単行本。正直、中年ハクダイに、面白さが分かるのだろうか?と読む前は心配していたのですが、数十ページで慣れました、作品世界に入っていけました、爆笑しました。
ハクダイ的に、ざっと要約しますと、
高校2年生のヒトヨシは、クラスメートの「シノブさん」が忍者であることに気付いてしまう。お人好しのヒトヨシと、地味で目立たないけど、実はひっそり可愛くて、忍術が使えるシノブとヒトヨシの関係を描く学園ラブコメです。
なんだけど、リアルな作品のファンには、絶対”違う”といわれそうですね。オジサンは、全然分かってねーなあ、みたいな。
正直、少年サンデー系は、ハクダイの40年のマンガ読み歴の中では、最も疎遠な部類なんですが、ハクダイの持つ近年のサンデーのイメージを裏切らない雰囲気のマンガでした。
地元の新聞・福島民報に載っていた記事を知人に教えてもらったことで、作者と作品を知ったのですが、⇒ 記事はこちら
正直なところ、福島県つながりという事がなければ、9割くらいの確率で読む機会が無かったマンガと思いますが、ハクダイ的には「新しい発見」に満ちていました。笑いのツボ(というのか?)、難しいですよね、個人差もあるでしょうけど、世代間ギャップは間違いなくあるでしょうし。
現役東大生でもある ゆずチリさんの、今後の活躍を祈らずにはいられないハクダイでした。