今年の3月からほぼ二か月かけてやっと読み終えた。マンガ原作者「滝沢解」の作品を集中的に読んだことがあるのです。その時まとめたリストなど⇒http://hakudai.boy.jp/former/takizawakai.html
この古神道、当時(15年くらい前)購入したモノですが、読まずにほおってありました。思い出したように本棚から取り出して読んでみて、約2ケ月、やっと読み終わりました。(3〜5月にかけて)。自分のウカツさに腹が立ちますね、この本を15年くらい前に、滝沢氏原作マンガを集中的に読んだ時期に読んでいたら、滝沢解作品を語るという行為に恐れおののいてしまったかもしれません。自らの浅学非才が、図らずもというか(当然の帰結として)明らかになっただけかもそしれません。
過剰なモノを抱えての商品供給者として、マンガ原作者としての活動は苦難に満ちたモノだったのか?愉悦の中で行われてモノなのか?近代批判、文明批判という文脈でとらえるには、あまりにも図式的すぎるでしょう。
膨大な数の引用の前にたじろいでしまう浅学無知非才な身ですが、滝沢解作品と向き合って行かねばならないでしょう。私たちは・・・・。
2020.6.15記す
本自体に発行年記載は無し。カバーに1990年11月10日初版発行とあります。平成2年です・・・遠くを見る目・・・(苦笑)