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リイドコミック1980(S55)5月8日号 K・元美津氏登場グラビア

K・元美津氏の写真が掲載されておりましてなかなかに興味深い一冊です。

リイドコミック1980May8号 (6)

次号より新連載がスタートする、さいとう・たかを作品「いてまえ武尊/いてまえたける」の宣伝として巻中カラーグラビアページ4ページがあります。

リイドコミック1980May8号 (2)

リイドコミック1980May8号 (4)リイドコミック1980May8号 (3)

リイドコミック1980May8号 (5)

 

 

さいとう・たかをの野心大作!「いてまえ武尊」(次号より新連載)

 あくまでも、新連載のプロモーション企画であるかと推測しますが、制作の裏側をみせる事になる、このような企画には、個人的には若干の違和感を感じますね。さいとう・たかを氏は自らを花火職人に例えて、あくまでも作品が主役であり、裏方が表へ出るのは好ましくない旨の発言をしている、ので(この理解自体、私の誤解かもしれませんが)。また、さいとう・たかを氏は、編集部の意向を重視する(尊重する)傾向が強い作家さんというのがハクダイの理解でして、編集部の強い意向が背景にあったのかもしれません。リイドコミックでは、さいとうプロ作品の新連載開始のたびに、このような企画を組んでいたのでしょうか?。さいとうプロとしては、このようなプロモーション的な企画を頻繁に行う時期があったのでしょうか?

 つらつら駄文を書きつらねましたが、さいとう・たかを氏の膨大な作品群の中で、この作品がどのように位置づけられているのか?またどのような社会情勢下で制作された作品なのか?さいとうプロの制作環境含めて、ハクダイの知識、見識を大きく超えておりまして、気の利いた事を(研究っぽく・苦笑)書けないのが残念です。

巻頭のカラーページ(全3ページ)は、インターナショナル・リイドコミック・ファンクラブなるイラストが掲載。当時話題のタレントが連載中の作品のキャラとコラボ?的な企画でしょうが、元ネタとなるタレントさんが分からないし(私の無知故)、肝心の連載マンガ作品が埋もれてしまいそうな小さな図像(全体のイラストの中でにあって)で、個人的には残念な印象です。

目次には沼田清の名があります。

リイドコミック1980May8号 (7)

 

 

2020.7.7アップロード