エスとかユリとか(苦笑)


先日、とある場所で、とある若い女性との会話でユリのマンガについての話になりました。ユリ?エっ何?っていう感じだったのですが、その女性と話すうちに、なんとなく状況が分かってきました(なんか、そんなワード聞いたことあるなあ、みたいな感じで)。途中から脇で聞いていた某女史の言う「エス」というキーワードも、ああ、なんか聞いたことあるなあ、とオボロゲな記憶が蘇りました(苦笑)。

その後、webで改めて意味を確認してみたのですが、

・ユリとは「百合」の表記であり、女性同士の同性愛~レズビアン(それらに近い親密な関係含む)

・エスとは、sisterまたはsisterhood の頭文字に由来。主に戦前の女学生同士の親密な関係を指す。

言葉とその意味というのは、時代によって変るので、エスと百合(ゆり)も特定の期間(時代)に使用された用語で、百合≠エス、では無いでしょうが、百合≒エスとしても差し支えないでしょう。

中学生の時だったろうか、いわゆる学級文庫的なモノで吉屋信子の著作を読んだ事があり、内容は全く覚えていませんが、そこそこ、面白く読んだという記憶だけはあります。クラスメートの女子に、面白かった旨伝えたら、彼女は、どこがぁ?みたいなリアクションだったのを覚えています。(そのクラスメートも読んでいたようです)。これが、まさしくエスを描いた作品だったようです。

近年はボーイズラブ(BL)というのは、そこそこ、一般的なワードになりつつあるように思います。それに対する形でGL(ガールズラブ)という言い方もあるようです。

自分が読んだ事があるマンガの世界での百合を考えてみたのですが、全く思いつきません(苦笑)。佐藤まさあきのダビデの星で、主人公神納達也が、拉致監禁した女性二人に、ある行為を無理強いさせる話がありましたが、これはハード過ぎるというか、異常者的なテーマというか(苦笑)、ちょっと違うかも(苦笑)。