K元美津氏_2016提供分(arS35)アルコール

写真で見るK.元美津氏


 写真で見るK.元美津

本水様の御好意により10枚ほど、K氏の生活ぶりが伺える写真を提供して頂きました。

ハクダイの質問に本水光子さんが答えてくれるという形式でまとめました。

青字部分が本水様によるコメント部分です。緑色部分がハクダイによる注釈です。

※写真1(写真部分クリックで拡大表示、以下同様)

K元美津氏_2016提供分(arS35)アルコール

◎ハクダイ:ハクダイのカカク管理人:佐藤まさあき氏の著作によれば、アルコール好きだったようですね。 ウイスキー好き?当時は 洋酒と言った?カクテルを作れるくらいだった?とか

 あのころはホームバーが大流行でした。どの家でも 洋酒を揃えていた時代です。 街ではサパークラブやカクテルバーが大盛況でした。 
お酒はビールなら一ダース飲んでも平気だと言っていました。 
家で作っていたカクテルはマティニーやマンハッタンで ジン、やウイスキーベースが多いようでした。 
 私が行ったときはジンベースに甘いリキュールを合わせてピンク色カクテルをつくってくれました。 
 一度バーのマスターのアパートへ連れて行ってくれたことがありましたがそんな関係になるには相当お店に通っていたのでしょうね。

 写真は自宅です。結婚前の写真なのではっきりしませんが、多分昭和34年~36年 24歳~26歳の頃です。

 アルコールの種類などにも詳しかった事が伺えます。佐藤まさあき氏の著作で、K氏の酒豪ぶりについて伺えるエピソードがあります。

※写真2

K元美津氏_2016提供分(arS38)

◎ネクタイをしめて、カッコよくシェーカーを振ってますね?本格的ですね?

 写真1の3年程後(昭和37~39年)。私の実家へ来た時、家族に腕前を披露。

よく撮れている写真かと思います。シェーカーを振る音が聞こえてきそうです。

※写真3&4

K元美津氏_2016提供分_昭和37年春

K元美津氏_2016提供分_昭和37年春_2a

◎これも、おしゃれな感じで写っていますね。植物が暖かい地方のモノのようですね。

昭和37年春 。27歳の時。 友達と九州へ観光旅行。

サングラスを掛けてダンディーに決めています。背景の学生服姿の二人は修学旅行でしょうか?楽しそうですね。 

※写真5

K元美津氏_2016提供分_ウクレレ

◎弦は6本(ギター?)弦は4本(ウクレレ?)腕前は?他の楽器は出来たのか?

ウクレレだと思います。伴奏みたいな感じでよくジャカジャカやっていました。ドラムのスティックを持っていてよく机を叩いていました。23歳~25歳。

帽子に手を掛けるポーズがきまってますね。天井が低く感じますが、この当時の住宅は今より天井が低い設計だったかと思います。また、ジーンズパンツ(ジーパン)は未だ一般的ではなかった時代のようです。

 
※写真6

K元美津氏_2016提供分(arS35)_A

後ろにあるのは魚拓?自分で釣ったもの? 
竿を手作りするとか?市販品?

大物や珍しい魚が釣れると必ず和紙に魚拓を録っていました。 
勿論後ろのは自分が釣った魚です。

釣竿は作りませんが浮きは沢山作っていました。。 
孔雀の羽の芯、バルサ、カシューを使って塗ったり研いだりして色んな模様を出して並べていました 。25歳くらいの時。山科の自宅。

浮きに凝る・・・凝り性のK氏らしいエピソードですね。本格的な釣りマニアだった事が伝わってくる一枚。畳の上にあぐら座りが、今や懐かしい?

写真7&8

K元美津氏_2016提供分 (4)_アクションK元美津氏_2016提供分_1959~1961

◎左のサングラス姿は何かのマネ?日本のタレント?海外の?  

不明。登場するキャラクターをイメージしていたのでしょう。

右:私と付き合う前。この頃の事は山森さんがご存知かも。
多分24~26歳。

昭和30年代の若者もコスプレは好きだったんだなぁ、という一枚ですね(苦笑)。劇画工房同人全8人中、最も目立ちたがりというか出たがり(コスプレ的な意味で)だったのは、佐藤まさあき氏であったというのがハクダイの見立てです(苦笑)。二番目は辰巳ヨシヒロ氏か?もっとも佐藤氏と辰巳氏は自分で出版社を主宰していたので、自社刊行物に自分の写真を使うのは自然な流れであった、という側面も否定できませんが。

右側はオシャレの一言に尽きますね。着こなしがカッコいいです。

※写真9

K元美津氏_2016提供分 (3)a_edited-2

◎この写真は非常に興味深いですね。日の丸文庫時代からの仲間三人ですね。

さいとう・たかをさん(左)と石川フミヤス(右)さんです。確か社内旅行で箱根へ行った時だと思います。

さいとうプロの社員旅行。劇画工房時代よりの仲間3人が一緒に写っている貴重な写真かと思います。時期は不明だが、昭和50年前後か?左より、さいとう氏→K氏→石川氏の順。

※写真10

K元美津氏_2016提供分 19960323撮影

◎まさに好好爺(こうこうや)という印象の一枚ですね。

某銀行の寮で管理人をしていた1996年(平成8年)3月頃。この6ヶ月後に亡くなりました。初孫(女の子)です。毎月一度長男が孫を見せに来てくれました。

この半年後に享年61歳で生涯を閉じることになるとは・・・・・。穏やかな生活ぶりが伺える最晩年のワンショットです。尚、K氏の腕の中で微笑む女の子は「お笑い」の道を志しているとのことです。2016年で丁度、成人を迎えられていますね。