●2017年10月28日(土)青虫訪問〜館長インタビュー (2017年、2度目の青虫訪問)
2017年の青虫訪問は2度目。予定では、もっと多く訪れたかったのですが・・・・。
昼12時頃に青虫入りし、途中食事外出などを挟んでの約4時間という短い時間でしたが、K.元美津の単行本デビュー作品を蔵書棚に発見するなど濃密な時間を過ごせました。また、高野館長に、2017年の青虫の事、メディア芸術祭贈呈式の事など、興味深いお話も伺えました。
既に旧聞に属する話題ですが、昭和漫画館青虫・高野行央館長は、第20回文化庁メディア芸術祭(2017年)功労賞を受賞しました。
ハクダイ(以下、H):2017年、今年の入館者数はどのくらいでしたでしょうか? 5,6,7,8,9,10月の六カ月、半年間。
高野館長(以下、T):二百数十名程度ですね。三百までは行かなかった。
H:手塚治虫スタンプラリーが、昨年2016年(期間は7~8月)に引き続き、今年2017年(期間は7~9月)にも開催されましたが?
T:昨年は青虫もスタンプ設置場所になってましたが、今年はスタンプ設置場所に成っていないので、その影響もあったようです。
H:文化庁メディア芸術祭功労賞の受賞、ホントにおめでたいです。最初、どんな感じで連絡があるものなんですか?
T:まず、事務局から受賞を受けるかどうかの確認の電話がありました。それが1月下旬のこと。
H:なんか、個人的には全く縁が無いお堅いというか、権威のある賞ですから、想像するしかないんですが(苦笑)、選考からメディア公開まで、多くの手続きというかプロセスがあるのでしょうね。
T:トップに上げる前に、受ける側への受賞の意思の確認を・・・、そういうことなんでしょう。
H:賞自体の受賞式は行われるものなんですか?
T:受賞式では無くて「贈呈式」というカタチですね。
H:ああ、贈呈式ですか、なるほど納得です。その贈呈式は一般公開なり、マスメディア関係などへの公開があるものなんでしょうか?
T:一般には公開されないですね。関係者のみが参加できるものですね。
H:では、受賞者の方々だけがその場に居るという事なんですか?
T:いや、受賞者の家族などは入れます。家族~関係者を招待する、という感じでしょうか。
H:まあ、人数把握なり身元確認なり、それなりの手続きがある事は容易に想像できますね。知名度の極めて高い受賞者の方々も少なからず、その場に居るわけで(苦笑)、何も規制しなかったら、大混乱になってしまうでしょうから(苦笑)。
T:私の場合は、妻と子供の家族が臨席しました。
H:贈呈式で、高野館長は何かする事あるのですか?無遠慮な質問ですみません・・・・。
T:3分ほど、スピーチを行いました。
H:それは、拝見したかったですね。
T:贈呈式の後にパーディーがありまして、それは妻のみ同伴で参加でした。
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文化庁メディア芸術祭(ぶんかちょうメディアげいじゅつさい、英語: Japan Media Arts Festival)
文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館)が主催しているアートとエンターテインメントの祭典。芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を表彰することを目的に、1997年度から毎年実施。また、受賞作を対象に展示会や関連イベントなどが行われる。
アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門 の4部門について、大賞・優秀賞・新人賞を選定。また、第5回(2001年)と第6回(2002年)には特別賞、第7回(2003年)以降は功労賞が授与されている。
2017年の受賞作品展は東京オペラシティにて9月16日~9月28日に開催。贈呈式もこの会期中に実施。
☆ウイキペディアより引用~一部修正。
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高野館長の「指定席」、入口入って直ぐの受付カウンターにて
カウンター向かって右正面より
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ここ数年は、書籍以外の古いおもちゃ、グッズ類の充実が著しいです。
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2017年メディア芸術祭の公式ガイド本も置いてありました。高野館長紹介部分です。
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2017.11.23記す。