カテゴリー別アーカイブ: ハクダイのブログ

漫画ノート いしかわじゅん バジリコ株式会社 を読む

図書館から借りてきたモノを読んでいます。前作に相当する「漫画の時間」ともども評価が高く、当然内容の濃さなり切り口、視点の面白さ、分かりやすさも特級品なので、ひとりのマンガファンとしては、興味深い事ばかりが書かれています。

多数にわたる雑誌連載分をまとめたモノがベースとなっているようで、いつ頃に書かれたモノであるのかが判然としないのですが、いわゆる「ストーリーギャグ・漫画」が壊滅状態となってしまったことに対する言及が興味深いです。

ストーリーギャグは、読み解くために、ある程度の努力と知性が必要だが、オチが簡単に与えられる四コマ漫画が流行し、席捲してしまったというのである。

すぐに結果を知りたい、労せずしてカタルシスを得たい、その瞬間さえ楽しければ良い(刹那主義とでもいうのか?)、この傾向は、近年ますます強まっているような気がするのですが、いかがでしょうか?先日、新聞で読んだのですが(誤解してるかもしれませんが)、近代(現代?)社会は、中性(期・時代)へ戻りつつある?中性(期・時代)化?しているなんて見方もあるようですしぃ(涙)。

2017.3.26記す

身辺雑記 テレビをダラダラ見る日曜日

9時半頃には目が覚めていたのだが、10時近くまでベッドから起き出せなかった。花粉症で目が幾分痒い、外は薄曇り、と気分は沈みがちな日曜朝です。

生卵、ソーセージ、キャベツのせんぎり、そしてトウモロコシを一つの容器に全て盛って電子レンジで加熱、という幾分というか、かなり乱暴な料理(と呼べるような物ではないが)を食べます。納豆を味噌汁に入れて、白米を食べれば、栄養的にも、かなり申し分ないはず(苦笑)。

テレビをつけると、男女三人の芸能人が、日本へ来ている外国人の方と一緒に行動を共にする、という、いかにもテレビ的というか、気軽に楽しめる番組をやっていて、ついつい1時間ちょい見入ってしまいました。

この種の番組、ここ最近(近年?)多いように思いますが、日本人の優越感を満たしてくれるのか?単純に外国人の方のリアクションが楽しいから?意外な発見が面白い?どのような理由にせよ、評判が良いのでしょう。正直、自分も結構好きです。というか、何がそんなに楽しいの?面白いの?と他人には思われるかもしれないくらい好きかも(汗)。

情報の量自体は増えたけれど、経験できる事は、かなりに制限、限られているのですから、ある意味、残念な状況になっているのかもしれませんが。

2017.3.26記す

赤塚不二夫これでいいのだ  日本図書センター 人間の記録147 を読む

図書館で借りて読んでみた。

2002年12月 第1刷で、戦中編(満州1)、終戦編(満州2)、戦後編①(大和郡山・新潟)、戦後編(東京)の4つの章立てで構成。目次には戦終編(満州2)とありますが、これは単純なミスかと思います。

口述筆記なのか?どこまで編集側の意向があるのか?など、言い出したら切りが無いのですが、赤塚さんの生の声(想い)を強く感じさせる内容かと思います。時系列的な情報の確度、事実の取捨選択、かなり赤塚さんの主観なり思い込み寄りのように思いますが、その分、人間・赤塚不二夫に迫れていると思います。

 ギャグマンガ家・赤塚不二夫の存在の大きさ故に、分かりやすい『物語』ばかりが流布しているのかもしれませんが、その手のカタルシスからは、幾分遠い内容かと思う次第。

 戦中編(満州1)終戦編 (満州2)の内容は圧倒されるばかり。悲惨の一言で片づけるのは簡単ですが、語られなかったのか?書かれなかったのか?出版されなかった?知る由もないのだが、もっと悲惨な出来事もあっただろう事は容易に想像が付きます。

赤塚さんの両親は、お二方とも聡明な方であったと思われます。両親への深い感謝と愛情を感じさせます。

2017.3.26記す。

散髪屋にてビッグコミック(小学館)を読む

仕事オフの土曜日の午後、散髪へ出掛けてみた。疲れがたまっているせいか、何をするにも億劫なのでとりあえず散髪しようと思い立ったのです。

ここ十年ほど定期的に通っている近所の散髪屋さんでは、相変わらず『そこそこ近所の名前の知らない・お客さん』です。数十年前だったら、この辺りの散髪屋で『名前の知らないお客さん』というのは極めて少なかったように想像されるが、近年では、私のような『お客さん』も増えているように思われます。

散髪後、提供してくれる御茶菓子を遠慮なくバクバク食べつつ(恥ずかしいオッサンですね)、置いてあるマンガ雑誌なり、地方紙を読むのが、結構楽しい時間だったりします。

ビッグコミックの新しめのが珍しくおいてありまして(数ヶ月前のモノとかいうことも多いので)早速手に取りました。中学生の頃、背伸びしてビッグコミックを読んでみたりしたのが懐かしく思い起こされますね。

ゴルゴ13。作品で扱われる往年の一流メジャーリーガーの苦悩が痛いほどに伝わって来ます。東西冷戦、○○メジャー、経済競争、そのような難しそうな国際問題的な事を扱うことが多い作品ですが、この手の「街の殺し屋・登場」みたいな世界観上にある作品も、ぐいぐい引っ張って行きますね。というか、この世界観の幅の大きさもゴルゴ作品の魅力なんでしょうけど。当然WBC開幕に併せての企画であるかと思います(抜け目ないのです)

他には2本の医療モノ、吉田聡作品、ちばてつや作品、理由はそれぞれですが引っかかりましたね。

2017.3.19記す。

青春アドベンチャーの記録

もう一年の1/4が過ぎてしまいます(涙)。

NHK-FMの青春アドベンチャーの記録がゼンゼン書けていなかった。

1月からのをまとめて

※ちいさなちいさな王様(5回)原作は海外のモノのようで、舞台はドイツ。小さな「王様」が突然現れて、主人公と一緒の時間を過ごすようになる。つかみどころが無いフワッとした感じでした。オリジナルの作品世界が気になりますね。

※闇の守り人(再・全10回)精霊の守り人の続編で再放送との事ですが、前作とこの続編の最初の放送についての記憶は全て曖昧。自分が、。上橋菜穂子さんの名前を知ったのが、精霊の守り人の青春アドベンチャーであった事だけは確かなんですが(苦笑)。NHKのテレビドラマが進行すていることが、この放送に少なからず影響しているかと思いますが。映像化は難しいと思いますね(あくまでも個人的な感想ですが)、いろんな意味で。唐沢潤という方の声の存在感がスゴイ(この方、青春アドベンチャーでは、よく名前を聞きますが、それ以外の活動は全く知りません)。

※帝冠の恋(全10回) 19世紀初頭のヨーロッパの舞台にした歴史~恋愛ロマン。オーストリア公妃ゾフィーが主公です。この方、歴史通なら知ってるのでしょうが、自分は全く知りませんでした。ナポレオンの遺児フランツとの許されぬ恋が大きなウエイトを占めておりますが、無粋な自分には、イマイチ付いていけないのでした(苦笑)。

※恋愛映画は選ばない(再・全10回) これは前回放送分を、けっこう覚えていた。結局今回は全部聞かなかった。アラフォー女子たちの人生がリアルに描写されます。主人公役の石田ひかりさんのウマさが際立ちます。小憎らしい同僚女性とか、ハイレベル?キャリアの女性とか、とにかくラジオドラマならではのリアルさです(ちょっと怖いくらい)。

※つばき、時跳び(全10回)タイムトラベル・ロマンスの名手梶尾真治作品をオーディオドラマ化、と公式サイトにあります。素直の楽しめればよいのだけど。根性曲がりなワタクシにはちょっと甘ったるい結末だったかも(苦笑)。ここ数年、タイムトラベル物が、それなりに人気作なり話題作となっている傾向があるように感じています。面白ければ何でも良い?のかもしれませんが(苦笑)、個人的には(旧世代なもので)あまり好きになれません。時代の閉塞感と、生活感なり現実感の希薄感が背景にあるように理解しています。

2017.3.19記す